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深空
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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水溜りに映る空
吸い込まれてしまいそうだ
水面を越えたら
どこまでも深い空に堕ちるよ
君は朝早く帰ってきて
腐ったパインを一口だけかじった
彼女は四つん這いで歩く
電車が遅れてるみたい
悲しい予言は的中したけど
その予言は
君は空に堕ちる
君は空に堕ちていく
君は空に堕ちた
僕は それをベランダで見てた
水溜りに映る空
死んでしまったみたいだ
手首を切ったら
いないはずの君に逢えるかな
その予言で
僕は空に堕ちる
⇒君に逢いたくて
僕は空に堕ちていく
⇒もう一度 触れたくて
僕は君に近づく
⇒瞼を開ければ―――
「本当にいるとは思わなかった」
「なんでこうなったの?」
「気にしなくていいから
「駄目だよ」
「もう踏み込みたい」
「駄目だよ わたしが望んだのは・・・・・・」
空に映り込む高層ビル
息が不思議と出来てしまう
低い天井で
明らかな祈りは途絶えた
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