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革命なんかいらない
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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彼女は全ての人に許されたかった
あの日のサイレンが耳にこびりつく
心に形があったなら
目に見えていたのなら
唇を噛むこともなかっただろうな
発行されすぎた紙幣に埋もれよう
繰り返すライフイズビューティフル
冷め切ったスープも
褪せた家族の写真も
結局は言えなかった台詞もぜんぶ
正しさを振りかざす僕らが
いちばん正しさを履き違えてる
「革命なんかいらない」と
「革命なんかいらない」と
色んな国の言葉が責め立ててきた
あの子の種も仕掛けもない笑顔
何の変哲もないそれに息が詰まる
心に形があったなら
どんなふうな形でも
おそらく僕はそれに勝てないだろう
どんなに足掻いても
どんな言葉を発しても
何よりも尊いと思った
本当に馬鹿らしくなるほど
本当に馬鹿らしくなるけど
正しさを振りかざす僕らが
いちばん正しさを履き違えてる
「革命なんかいらない」と
「革命なんかいらない」と
色んな国の言葉が責め立ててくる
正しさを振りかざす僕らが
いちばん守りたいのは心だろう
「革命なんかいらない」と
「革命なんかいらない」と
鏡に映る自分が叫んでいたところで
無視して君は家を出る
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