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いつもの朝
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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君は身体をのしかけて 世界を潰そうとする
広告が 有りのままの姿は美しい ってさ
たくさんの造花をトラックに積んで 今
壊れたオルゴールの吐き出した膿みたいな音と
つがいの虫たち 仲睦まじく 踊った
小説の中で耳を塞いだって 結局は同じこと
中立を守れなかった君に救いはないと
嬉しそうに白い粉にまみれて ほら
小さな狂気がドーム状に広がって 顔を伏せて
イルカの群れを 大型客船が 突っ切った
今日もどこかで何かが起こっている
楽しいこと 悲しいこと 交互に降り注いで
見えないところで何かが起こっている
残虐なこと 残酷なこと 目を凝らしたら
見えてしまうかもしれない
スープに沈む
善と悪を
スプーンで
かき混ぜて
口に含んで
吐き出した
今日もどこかで何かが起こっている
楽しいこと 悲しいこと 交互に降り注いで
見えないところで何かが起こっている
残虐なこと 残酷なこと 目を凝らしたら
見えてしまうかもしれない
神様は雲の向こうを指さしてさ
空をめくって
罪と人を
秤にかけて
胡坐をかいて
聖書通りに
裁きだす
テレビ画面に映った戦争
ほとんどのことを否定しながら
地球が極地的なテロを起こす
子供たちが 目を覚ます時間だ
耳をふさげ
耳をふさげ
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