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白痴の子
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| 作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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今朝 君は初めての終わりを迎えた
ビデオの中 似た光景を何度か見てた
気心の知れたゴーストライター
グラスに活字を注いで 飲みこんだ
今朝 君は初めての終わりを知るから
か細い腕 とても綺麗な言葉を彫って
毒物学からトラジコメディー
世界を逆さに飾って 何を描くの？
まだ 人が人だった頃のお話を
みんな顔を みるみるうちに歪ませた
衣服と踊る 嘘つきドクター
穴だらけの血管にまた 針を射した
白痴のスカート 揺れた
オレンジ色に染まった公園
君の心に悪魔はいない
もう少しだけ もう少しだけ
僕は今を繰り返したい
痛みだけが鮮明になって見える世界
明日 死んでしまう夢を見た
生きたいと身体が叫ぶ
白痴のスカート 揺れた
コンクリートに咲いた黄色の花
君といつまでも話したい
もう少しだけ もう少しだけ
僕は優しくありたかった
もう少しだけ もう少しだけ
僕は今を繰り返したい
どんな仕組みが必要だった？
大人たちは口をつぐんで
空から降る巨大な光 あの子を包み込んだ
「もう振り返らなくていいよ
昔のように生きればいいんだ」って
エピローグには 君しかいない
君しかいないから
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