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シャレード
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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視界を蝕んでいった膜のようなもの
水溜りに落っこちた心 雨の匂いがして
陽だまりの中でシャム猫は眠ってた
とある日 頭の中の僕が言ったんだ
「間違いに気付かなければ幸せだった?」
盲目の音楽、脈打った白い腕、ブランコの上
そんなふうに純粋な夢を見たい
透明な花瓶、水色のアスレチック、片っぽの靴
そんなふうに純粋な夢が見たいよ
あの頃の八月はいつもより
ちょっとだけ早足だったから
それは地球を揺らすゆりかごだった
丸い木製の球 人差し指で弾いて
深夜の公園には誰もいなくなった
その時 頭の中の僕が言ったんだ
「間違いに気付かなければ幸せだった?」
小さな箱庭、降り注ぐ花束、笑った思想
そんなふうに純粋な夢を見たい
色褪せたベンチ、子供のトランペット、何かの合図
そんなふうに純粋な夢が見たいって
どこかの神様なんかより
僕らは正しいことだけをしよう
そんなふうに
こんなふうに
シャレードのように 言葉じゃなくても
簡単なことで変われるような気がしたんだ
数分前のことを忘れなくする為に
君に何を言えばいいのか 今は分かるよ
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