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四つ葉以外のクローバー
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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人見知り マスクは必需品 髪を切りにいく金もない
嘘くさい広告が目に付く ポスターの安っぽい笑顔
産まれた時から特別な 足元の四つ葉のクローバー
俺に見付かったのが運の月 いっそ踏みつけてやろう
用法用量を守った挫折は
どんな薬よりも効き目があって
頭が痛いとか 言ってりゃ
いつの間にか 置いてけぼり
綺麗事しか歌わない歌で
どんな涙を流せって言うわけ
相変わらず心が 寒いのは
すきま風のせいじゃない
どうせ世界は美しい そんなことは知っているさ
どうせ明日は素晴らしい 嫌になるほど知っているが
どうせ世界は美しい だからなんだっていうんだ
きっと明日は素晴らしい 歌にするなら簡単だ
窓の結露に乱反射して
小さな太陽が幾つも見える
それはそれは綺麗で
でも好きになれなくて
むしろ殺意すら覚えたのは
理屈じゃないんだろう
子供の頃 スニーカーはボロボロ だけどそれがどうなってか
人の目ばかり気にするように 気付いたらなってしまったよ
産まれた時から平凡な だいたいは三つ葉のクローバー
その中の一つがきっと俺だ 相応しい雨が降りつける
自前の葉を一枚ごまかして
偽物でもいいや 認めてくれれば
人が怖いとか 言ってりゃ
なんとかなるわけでもない
自意識過剰の女が歌ってた
気持ち悪いラブソングで吐きそう
それでも今日は過ぎて行く
考えたってしょうがねえ
どうせ世界は美しい そんなことは知っているさ
どうせ明日は素晴らしい 嫌になるほど知っているが
どうせ世界は美しい そんなことは知ってんだ 馬鹿
きっと明日は素晴らしい そんな歌は聞き飽きた 馬鹿
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