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ライカの宇宙船
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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形のない日々に 確かな物は ひとつもない
歩き回って 見付けたものは 重さのない世界
仕方のない事に 孤独 感じて 目をつむった
丸くなって 思い出したのは あなたのいた世界
しっぽ振って 会いに行きたいけど
ここにある何もかも 向こうには届かない
それでも とぼけてみるよ
笑ってるみたいな 泣いてるみたいな
どっちつかずの顔して
眠い目をこすったら 少しぼやけて見えた風景
大げさな事は望まないさ 頭に残った あの感触を
もう一度 知りたいだけ
もう一度 知りたいだけ
誰もいない船で ひとりぼっち 丸い小窓
寂しくなって 覗いてみたら 嫌んなるほど綺麗で
想像したんだ 話の続き 穏やかな日々
報われないって 分かってるけど 嫌いになれなくて
しっぽ振って 会いに行きたいけど
伝えたい何もかも 伝える術はないよ
それでも とぼけてみるよ
笑ってるみたいな 泣いてるみたいな
どっちつかずの顔して
ここだよって鳴いてみるよ
遠ざけてるみたいな 呼んでるみたいな
わざとらしい 遠吠えで
聞こえていたら空を見てよ
今日ぐらい晴れてたらいいな
せめて幸せな夢を見ながら
教えてくれた 全てを抱いて
長い長い 眠りにつくから
「おやすみ、おやすみ」
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