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星の葉パレット
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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本のなかで息をしてる子供 モールス信号の目
電池とパズル 転がった陽だまり そこから離れたくない
君の声が聞こえるまでずっと 窓の外を気にして
玄関のベル 耳を澄ましてみた 口にださない約束
待ちわびた合図に 思わず早足になって
世界は昨日より 少しだけ広くなったみたいだ と
どこまでも青い空 嬉しそうに呟いた
レコードの針が紡ぐような 何十通りもの日常に
たくさんの表情を描いて だんだんと形が出来て
街路樹からひらり落ちてきた 頭の上に乗った星
穏やかに時間は過ぎて バイバイの後も続いていく
リリリリリ、リリリリリ、リリリ
ブリキの楽団が枕元で ティンパニを叩いてる
焦げたトースト 淹れたてのコーヒー 鼻孔をくすぐる匂い
同じような音の日々が 窓から顔を覗かせて
青い屋根の上 寝ぼけた旅鳥のさえずりが聞こえてきた
パノラマの大通り ピエロの風船 受け取って
今日は昨日より もうちょっと向こうに行けるから と
通り過ぎてく風を 君と一緒に追いかけた
水パイプが吸い上げるような 何十通りもの感情に
たくさんの名前を付けて 一つの特別になって
栞にした いつかの星には 短くていい 忘れない為に
簡単な願いを込めて 鮮やかな色を添えるから
ほら
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