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Rainey Syrup
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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コルクボードに画鋲で貼り付けた世界
僕が忘れた誰かの笑顔を見た
酸素の毒 吸い込んで 口から吐き出す
受け入れた たくさんの汚いもの
ガムシロップの雨に 何もかもが溶かされる
包帯で隠された あまりに美しい傷も
退屈で満たされた 使い古しの台詞も
置いて行こうよ この場所に
ビニールの花の下に置き去りの祈り
知らない味のハッカを噛み砕いて
鏡の中の偽者に話しかけてみた
目の前で レプリカは無邪気に笑う
ガムシロップの雨に 何もかもが狂喜する
蜜の中 ただれてた 君の形をした何か
ドアノブが回された とても不快なリズムで
食べかけの心 飲み込んだ
白痴の少女 裸足のまま庭を駆ける
壊れたことに気付いてない神様を
ホロスコープに浮かぶ猜疑心で
醜くても愛してみるよ
固まった綺麗な水たまり
ありきたりな怠惰
同じような朝に また落とされる
いつか全てが許される日が来るなら
エンドロールの向こう側で
簡単な約束をしよう
次の場面で叶えられるような
溶け残った雲は いつの間にか消えていた
床の上 反射する オレンジ色の陽だまりが
僕のほうを見てる 甘ったるい眼差しで
「ねぇ、これから何処に行こう?」って
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