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Cocoon
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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こんなにも小さな世界の果てで
退屈に支配されるヤワな僕が
エンドロールを眺めてる
窓枠が切り取る世界の際で
酸素の毒に犯される風景画
黄色いタイル ひび割れる
悲しくないし 嬉しくもない日が続いても
誰のためでもなく 季節は過ぎていく
「生きてるから 生きるんだよ
とても簡単なこと」 ってホルガの君が言った
ただ 僕は あの日の感覚で
白い綿のなかに手を突っ込んで
失くしたばかりの心を探してる
いつまでだって
言葉の海に沈んでいく頭
孤独と二人きりの部屋のなかで
盲目の記憶 踊りだす
悲しくないし 嬉しくもない日が続いても
誰のためでもなく 季節は過ぎていく
「生きてるから生きるんだよ
とても簡単なこと」 ってホルガの君が言った
まだ 僕は あの日の感覚で
白い綿のなかに手を突っ込んで
そしたら 何かが僕の手を掴んで
失くしたばかりの心が脈を打つ
その鼓動に 触れる温かい手
白い綿のなかで ただ息をして
失くしたばかりの心が埋め尽くす
この部屋を
いつまでだって
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