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ハーメルンのアトリエ
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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無菌室に閉じこもる
小さな手のなかに小さな祈り
窓枠にもたれた
ハーメルンの庭が見える
誰もいない水色のベンチ
絵のなかの君は笑っていたよ
それは生きていく意味になるのかな
ならなくとも私は知っているから
もう大丈夫だって言えるかな
無菌室に閉じこもる
消失の花嫁 銀色のドレス
思想犯 笑った
憂鬱なリス 太陽が嫌い
背景は何色でもいいんだ
絵のなかの君は笑っていたよ
それは生きていく意味になるのかな
ならなくとも私は知っているから
もう大丈夫だって言えるかな
今 外は雨が降っている
その白い感傷と景色のなかで
忘れていたことがあった
それをアトリエで絵にしても
取り戻せないものが 多すぎて
私は また
無菌室に閉じこもる
小さな手のなかに小さな祈り
窓枠にもたれた
ハーメルンの庭が見える
君が座る水色のベンチ
こっちを見てる綺麗な目
絵のなかじゃない
確かにそこにいた
ふいに聞こえた懐かしい声
絵のなかじゃない
確かにそこにいたから
今は 息をしている君に
キスができるよ
生きている君は笑っていたよ
それはここにいれる意味になるんだって
最初から私は信じていたから
もう大丈夫だって言えるんだよ
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