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誰かのために
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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絶縁体の哀しみはトラックに轢かれたアイデンティティ
僕らは優しさも皮肉も一緒に抱えて 生きている
あの頃より 涙が出なくなったのはそのせいで
「汚れてしまった」と嘆くのは 汚れきれてないから
「死にたい、死にたい」と呟くのは まだ生きていたいから
嘘が嘘であるということは
本当が本当であるということ
僕が僕であるということは
自分が自分でいられといること
誰かの昨日は他のでもない誰かのためのもの
先の見えない明日だって つまりは
誰かのため 僕のため 君のためのもの
君は名前も知らない僕のために
僕は名前も知らない君のために
不器用すぎる心を背負って 頼りない灯りで今日を歩くよ
「汚れてしまった」と嘆くのは 汚れきれてないから
「なんか寂しいな」と呟くのは まだここにいたいから
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