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レニングラードに架かる橋の上で
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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僕らはもう一度だけ 大きな空を飛ぼうとしてみる
8mmフィルムのなかで途切れた おとぎ話
レニングラードに架かる橋の上で
無邪気な失望を 優しく抱き寄せて 笑うよ
聞こえないよ
この都市を舞台にして たくさんの冒険が始まる
ガラスの水晶玉に吸い込まれた 神の言葉
レニングラードに架かる橋の上で
震えてる少年は 母親の手を強く握った
聞こえないよ
酒屋で夜が更けるのを待つ
巨大なオブジェの蛙
誰かが決めたパラドックスの迷宮みたいだ
レニングラードに架かる橋の上で
光まみれで汚れる その顔は見えないものを見てた
聞こえないよ
指導者の声は もう
あたたかい血が 眠りを誘うから
赤ん坊は 街中に
とどろくような泣き声で
自分だけに注がれる
愛を叫んだ
レニングラードに架かる橋の上で
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