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青い空
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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青い空に 軽薄な理想を投影してみても
電車の窓から見えた 誰かの血が体温を下げて
何も出来ないくせに 罪悪感が喉に詰まるだけ
息が苦しくなる理不尽な干渉の感傷
やめろ やめろ 考えるだけ 無駄だ 無駄だ
どうせ 僕ら 欠陥廃品 個性 皆無
空白が目立つから 何か掴もうとして
本当に何か掴んでしまったら どうしようか あぁ
青い空の天井に潰されて 圧死した心が
撒き散らしたような本音 全部を受け入れろ 四次元ポケット
何処も居場所がないな 背徳心と苦痛 = 僕も
声が出せないような恐怖心との戦い
やめろ やめろ 考えるだけ 無駄だ 無駄だ
見ろよ あれが 最終兵器 劣等 孤独
心臓を掴まれるような空気のなかで
正直者は疎まれると みんな知ってんだよ
やめろ やめろ どうせ僕には 無理だ 無理だ
知るか どれも 廃棄処分 感傷 慈愛
殺意で何か変わるなら 変わってみせろ
誰にも迷惑かけたくない どうせ戯言 あぁ
神様を信じれば救われるって 都合が良すぎるんだよ 馬鹿
息切らして 泣きながら 必死こいて 走っていた
あの日の僕が 今日の僕の過去からの延長線
それを辿って 子宮に戻りたい
何処かで 狂えたら良かった
動け 動け 歩き出せよ お前は僕だ
何処へ 行くか ひたすら迷え 最終地点
ただ願うよりかは いくらかましに思えるよ
その感覚も いつかは終わるものだから
探せ 探せ アイデンティティ 存在の理由
何処へ 行くか 何処でもいい 自己の証明
腐りきった思考 それでも考えるんだよ
意味のないことなんて あるもんか あぁ
悪夢ガ覚メンノハ 次ノ人生デ 貴方ト出会ウノモ 月日ノ調べ
「幾度、失えばこの痛みに慣れるのかな」 なんて
冷めた微笑で呟いて 薄明かりの街灯の下
「戻れないなら 帰れないなら 進むしかないよな」 なんて
溜息と一緒に呟いて 真夜中のアパートの前
まん丸い月が何にも出来ない僕を見下ろしている
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