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神様のメゾン
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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朝、目が覚めると
そこには君がいなかった
仮面をつけた料理人
無言でフライパンを掻き混ぜる
真っ暗な食卓に
痩せた王様が口をつける
光を浴びて 闇に紛れ
メイドは君を探しつづけた
部屋の隅 白いベット
そこには君がいなかったから
カーペットは血まみれさ
外には倒されたパパの石像
誰かの陰謀で
僕の家はめちゃくちゃだ
滅びた国の滅びたお城
僕の熱は奪われていくようだ
記憶の海に溺れた
これが粛清なら
受け入れることもたやすい
だけど これは罰だ
生きることも 死ぬことも
神様は許してくれない
何もかも壊れていく
僕のせいで壊れていく
君の手で壊されていく
雨に濡れて 絵の具が溶け
絵画のなかの微笑が崩れた
その絵に刻まれていた言葉
次の目的地 君の文字で
行こう
オリオン広場へ
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