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世界平和
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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誰かが捨てたものは もう二度と動かない
消された国境は この国の未来
「それが平和」 そんなことを 大人は僕らに言うんだ
あの日から 僕らは平和という意味を疑った
有名な資産家のお偉いさんは
名誉という誘惑に溺れて
息が続かなくなった
「どれくらい世界はこのままなんだろうね?」
誰に尋ねるわけでもなく 呟いた
Your crooked noise
きっと世界は 絶え間なく 汚れていく
傷跡 そこら辺に付けて 曖昧な定義 纏い
壊されていく そんな世界だ
箒で掃いて捨てて また繰り返す平和
誰かを殺して 手に入れた平和
そんなもの 僕はもう欲しくなんかないのに
人はまだ 銃を取り 夜を迎えようとする
遥か遠くの戦場で 子供たちは
空から降る爆弾に怯えて
夢を見れなくなった
「死ぬことよりも怖いことは、生きることなの」
彼女の手紙には そう書かれていた
Your crooked noise
どうせ世界は 祝福に流されてく
現実なんて見れないで 有り触れた君の不幸に
見向きもしない そんな世界だ
Your crooked noise
今も世界に 神様はいないけど
見えないものに諂(へつら)ってる それに違和感もなくて
何も言えやしない そんな世界だ
僕は空腹になって 仕方なく横たわる
だけど 苦しくはない
死という光が 太陽のない場所で降り注ぐ
すでに恐れなどないよ
もうみんな消えちゃったから
深い眠りに朽ちていくようだ
あぁ
・・・・・・
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