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出口のない部屋
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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狭い部屋に 閉じ込められる4つの眼
「壁の向こうは 寂しくないかしら」 って僕に尋ねた
少しだけ 網膜が震えてしまうよ
窓から見えるものは
綺麗なものばかりで 少し
僕らが醜く見えるね
クレヨンで汚れた手は
白かった世界を 好きな色で
めちゃくちゃにしたんだ
この汚い部屋が 僕らの世界だった
「死んでしまうのは お互い様だから」 って君は微笑んだ
神様は 僕らに優しくしてくれない
外から聞こえるのは
幸せなものばかりで 少し
耳を塞ぎたくなるよ
クレヨンで汚れた手は
白かった世界を 好きな色で
めちゃくちゃにしたんだ
息苦しくなったら 瞼を瞑ればいいよ
淀んだ眠りの海に 沈むのさ
怖いものは 逃げてしまうから
翌朝 僕らは
雲の上で目が覚めた
光が刺さって
ドロップ色の空が渦巻くように見えた
あの部屋はもう ここにはない
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