|
|
|
ゴースト・ラプソディ
|
作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
|
壊れたラジオから 懐かしい音楽が聞こえる
限りなく透明な嘘を 白い結び目で繋ぎ止める
君の心臓が 世界中に爆音で鳴り響いた
もうすぐ僕の声が消えてしまう
拗れたスクリーンの観客はモノクロのままだ
何も映らない鏡を 僕は覗き込む
君は瞼をゆっくりと閉じると 闇のなかに潜る
もうすぐ僕の声が消えてしまう
誰もいなくなったホテルに
黒猫が迷い込んだ
僕に存在はないから
708号室で それを見下げた
Ghosts Rhapsody Evening
爪を噛みながら 君は明日を待った
Ghosts Rhapsody Evening
まだ 窓の外は悲鳴に包まれている
君はもう 耳を塞ぐべきだね
自由を奪われた彼らは君に檻の鍵を渡して
まだ 革命の合図に耳をたてる
神様 どこへ逃げても終わりは訪れるよ
黒猫 君の腕を引掻いた
誰もいなくなったホテルに
幽霊の置き手紙
"僕に存在はないから
君の存在が 僕を認めてよ"
Ghosts Rhapsody Evening
爪を噛みながら 君は明日を迎えた
Ghosts Rhapsody Evening
今 窓の外は静寂に包まれている
Ghosts Rhapsody Ending
この夜の向こうは 誰も知らない朝だ
Ghosts Rhapsody Ending
立ち昇る ひとすじの光のなかで
世界から 開放された僕ら
ロビーに足跡を残して
黒猫は 逃げだした
|
|
|