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タビダチ
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作詞 掛布 |
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忘れないよ きっと忘れられないよ…
少しずつ迫る別れの時 僕はどんな顔をしてる?
本当は離れたくないのに淡々と時は流れる
この部屋の壁のピンの跡も
季節の移り変り見てた窓も
色褪せた写真の中の笑顔も
今は全てが大事な宝物
何百回いや何千回同じ道を通り過ぎたんだろうか?
時には皆で話をしながら
時には一人で泣きじゃくりながら
今じゃ地図も書けるくらい知り尽くしたこの街の風景さえも思い出に変わる
その未来を瞼の裏に映して
忘れないよ きっと忘れられないよ…
背比べして付けた柱の傷
濡れたアスファルトが香る風
忘れないよ きっと忘れられないよ…
僕を取り巻く全てに記憶舞い戻る
初めて出会った頃から変わらない友情はそのまま
願うならこの先もずっと
出来るなら今よりももっと
よく話し泣き笑いケンカもしながら
かけがえの無い時間過ごしながら
近付く距離 今日より明日
ってな感じで手を振る 「また明日」
君の存在 僕の心埋める
挫けそうな時僕に力くれる
声を聞く度笑顔になってるよ
顔を見る度元気貰ってるよ
今じゃまるで兄弟みたい
似てきた仕草・好み・口癖さえも思い出に変わる
その未来を瞼の裏に映して
離れていても繋がっているから
いつもどこでも繋がっている空
前だけ向いて歩けば良いけれど
そんなに僕は強くは無い
だからせめて挫けそうな時には
僕の瞼の裏で笑ってよ
また僕の背中を押してよ
忘れないよ きっと忘れられないよ…
良い事も悪い事もどこかで今の僕を形作ってる
忘れないよ きっと忘れられないよ…
僕を取り巻く全てに記憶舞い戻る
離れていても繋がっているから
いつもどこでも繋がっている空
「ただいま」に「おかえり」聞こえないけれど
「寂しさ一人堪えないでね」と
みんなが僕を支えてくれるから
一人じゃ無いって信じられるから
迷って足が止まったって
心弱音に染まったって
時には自分を待ったって
それで一日終わったって
一歩に時間掛かっても良い
必要なら少し下がっても良い
明日にバトンを渡す為
一度しか無い人生 ただ前に
もう進むしか無いんだ ゴールの見えない道
映した未来は遠くの消えない自分(きみ)へ続く
瞼を開く勇気で
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