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夜伽
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作詞 夢視 柊 |
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全てに於いて善悪非道
街を闊歩するジキルとハイド
偽りなど無意味なことを知っているのに
それでも魔女は姿を隠す
絶望的思考の白雪姫は
悲恋を迎えた人魚を嘲笑い
運良く先に靴を履けた
シンデレラを恨む
全くの夢物語ね天高くあるその中の
お姫様は嘆き
今日も神を下ろして
さぁ のぼってきてくださいな
遥か下の俗世の人間よ!
可愛い御人
私は今宵も夜を待つ
何にも於いて一喜一憂
森を闊歩する赤ずきん
偽装など無理なこと識っているのに
貪欲狼は姿を隠す
夢見的思考の眠り姫は
迷い込む兄妹を哀れみ
野獣に模した王子と結ばれた
美女を羨む
全くの嘘物語ね醜くあるその裏の
白鳥は啼き
疎外する群れに眼をやり
ああ、罰当たり哉!
見た目で判断する俗物よ!
悲しい御人
私は今日成長致す
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