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夢逃避
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作詞 夢視 柊 |
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毎夜夢見る温もりの
その幻を受け止めて
泣き出した夜の
切なさと悲しさよ
現の厳しさに喘いで
夢で慰める
私の愚かさは
誰に知られることもなく
罪を重ね続けた
手を伸ばせば握ってくれる人が居る
それはそう絵空事
寂しければ抱き締めてくれる人が居る
これももう架空だと
知っている分かっている
夢ならどうか覚めないで
いいえ私を戻して
昼夜考えている愛しき人は
誰にも見えず私だけのもの
描き出した放物線
誰に受け止められることなく
更に落ちた
ふと気づく隙間は
誰に埋められることもなく
穴を広げ続けた
微笑めば微笑み返してくれる人が居る
それはそう夢の中だけ
泣き出せば慰めてくれる人が居る
現に戻れば一人涙に濡れ
知っている分かっている
夢から覚めれば痛い現実
だから私を閉じ込めて
誰もが嫌がる痛みや苦しみから
逃げる為に逃げ道を作った
悲しいことから目を逸らして
私だけの世界を創った
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