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ブラックフリーライター
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作詞 MIHA |
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何気なく手にしたボールペン
間違ったことを書いても 消すことが出来ない
まるでそれは 言葉のようだ
これはただの落書きなの
特に意味はございませんと
お隣さんが口にする
君の書く文章に間違いはないのだけど
なんだか冷めてる言葉だ
表情豊かな君からは連想されない
綴られた過去 消したい過去
紙一面真っ黒な字
それはそれは 黒い過去だ
優しい笑みを浮かべて 心が泣く
平気だよって笑って見せて
また心が涙の滝になる
毎日の出来事がボールペンで書き込まれてゆく
間違った文字を書いてしまったのなら
黒く塗りつぶして 無かったことにしてしまえ
ただし ノートはちょっとだけ見づらくなるよ
今日も君はボールペンを持つ
○月×日△曜日
黒に染まっていくように ノートは徐々に姿を変える
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