|
|
|
星とキミと
|
作詞 天愛羅 |
|
キミが変にまじめに
電話ごしに 言った言葉。
「こんなにも星がいっぱいなのは
俺がそれくらいお前を愛してるからだ」と。
どんなドラマの台詞にもならないような言葉を
キミがまじめの話すから
あたしは思わず
空を見上げるのに 夢中になった。
・・・キミは覚えていますか?
あれからまだ 何日も経っていないのに
もう何年も 何百年も前のことのように感じる。
キミは もう、いないんだよね。
そういえば あの日
キミが 涙のいりまじった笑顔で
あたしに手を振ったあの瞬間に
星は でていなかったっけ。
曇り空でも なんでもない
ただ・・・寂しそうに
空がぽかんと 広がっていた。
キミがあたしを
愛していなかったからだね。
今でもふと
無意識に 空を見上げるの。
キミを 思い出して・・・
キミの声を 聴くの。
「さよなら」
ただ、それだけだ。
今日も 星はでない。
|
|
|