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こだわり探し
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作詞 やまっと |
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私の心の中には…まるでもう一人の私がいるみたい。
私を励まし、慰め、褒めてくれる。
もう一人の私は、何でも知っているの。
私のくせとか心の傷。
まぁ、もう一人の私だから…って言えば当たり前なんだけど。
でも、嫌になる事がある。
だって私は、静かに眠るおじいちゃんを見た時、
泣いていたのに、どこかで冷静に自分を分析してた。
「もっと悲しいものだと思ってた」とか
「本当に自分は悲しいのだろうか」とか
だから私は見失う。
本当の"私"を。
「私は本当に悲しいの…?」
「これって本当に必要?」
「本当は何を思うの…??」
そして、何も分からなくなる。
これが欲しい!
でも、誰かも同じ事を言うと、手を引くの。
見たかったアニメ見逃した!
まぁ、でも仕方ないよって、思う。
すっごくむかつく!!
でも、怒るべきじゃない。自分も悪かったし。
驚くくらい落ち着いてきて…
本気だったのか分からなくなるの。
だから私は願う。
"自分だけの、こだわりが欲しい"って。
冷静に自分を分析して、
状況判断をする自分を蹴飛ばしてでも、
これは絶対なんだ!って、言えるようなこだわりが欲しい…。
お母さんに言われちゃった。
「それは、見つけるの大変かもね…」
そのとおりだね。
でも、お母さん。
私、胸が苦しくなるの。
訳も無く、泣きたくなるの。
自分が、見えなくなるの。
みんなの知る私は、私じゃないから。
でも、自分でも私って何か分からないから。
私は…どうしたら良いの…?
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