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蝉のこえ
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作詞 やまっと |
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蝉の声が
大きく響いて
恐ろしいくらい
大きくなってく
蝉は
自分の存在を
示すために
大きな声で
死ぬ前に何かを
残したいと
強く思いながら
僕は
自分の存在を
示すために
何を残せるだろう
この世の中に
大きな世界に
真ん丸い地球に
ちっぽけな僕は
何を
残せるのだろう
人の記憶に
残せるものって?
その人が
息絶えたとしても
次の人に残せる
何かって?
僕も
大きな声で
泣いてみようか
或いは
大きな声で
笑っていようか
でも僕は
絶対に忘れない
世界を
世の中を
地球を
みんなを
絶対
忘れないから―
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