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独りのうさぎ
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作詞 びっぴ |
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僕はひとりぼっちのうさぎです
外に出ることができません
自分で作った檻に鍵をかけています
仲間なんてものは捨てました
僕は寂しいと死んじゃううさぎです
うさぎは心がとても弱いのです
群れの中で孤独をあじわうのが怖いです
充血した瞳を見られるのが、
指をさされるのが 怖いです
なのでひとりぼっちです
群れという存在を消して
今 僕は"独り"という孤独に耐えています
充血した瞳も今では当たり前のことで
誰も気にしなくなりました
これで安心です もう周りを気にする必要が無い
「これからは"独り"を堪能できるよ」
でも僕は気付いちゃったんだ
"独り"なんていらない
僕には必要ないもので
でも今更どうしようもできなくて
僕は僕以外を拒絶して 全て捨ててしまったんだ
捨てたものは底に沈んでゆき
拾うことのできない僕は 虚無感に襲われました
とても寂しくなりました
うさぎは寂しいと死んじゃいます
僕も底に沈んでゆき
拾うことのできない
捨ててしまったもののもとへ
旅立ちました
そして僕は死にました...
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