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疑似
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作詞 tubasa |
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世界は一つのルールに縛られて
神という呪縛に縛られて
まるで呪いのようだねと君は笑う
誰が決めたルールに従う
いつからルールは存在した
何故従う
綺麗な言葉を並べても
唯々安っぽいだけ
呼吸が上手に出来ない
このまま呼吸を止めて
このまま心臓が動かなくなるまで
この心臓が奏でる音は 君の心臓が奏でる音が
掻き消すように満たされ合って そのまま時が留まるんだろう
この曇天の空は晴れを知らず 永遠の曇天へと
この空の下永遠の修羅道を踏む
いつも自分の殻にいっぱいいっぱい
きっといつかは消えていくのだろう
暖かさも冷たさも
思い出せば嘲笑してしまうような
醜奇な記憶 醜い自分
誰かの真似事 言葉の羅列
結局は唯のおままごと
君の指が奏でる音に 僕の声を重ねる
先に視える光を恐れて 雨を飲み込んだシャツを着る
蒼い空が怖かった 広い海が怖かった
憎悪 醜態 嫌悪 友情 愛情
それらを生み出す その中にいる人が怖かった
それ以上に汚い自分が怖かった うまく生きようとする自分が
闇の中に身をうずめて 独りで閉じこもりたかった
僕は闇で 君は光 光も闇も背負うは僕
僕独りでは背負えないこと 世界は変わらない
それでもいい それでもいいから 闇が
闇が光を犯さぬように 光が闇を犯さぬように
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