|
|
|
Like a drug at 2
|
作詞 tubasa |
|
偶然会った午前二時の街角
懐かしい匂いが鼻をかすめる
忘れたつもりだったのに
忘れさせてくれないのはなぜ
新しい人はできたのかと笑って問うあなたに
あぁそうね と笑って答えたけれど
あぁ痛い
声を聞くたび 声を出すたび
過ぎた瞬間(とき)がよぎっていく
もうもどらない
まるで麻薬みたいに私を誘う
こびりついてはなれない匂い
壊れてしまいそうなほどに
偶然会った午前二時の街角
なんでもないように私は笑う
身体を漂うアルコール
空に消えゆく煙草の煙
なんでもないように話せるのは
一番大事なことを隠したから
こんなに苦しいのは
本気であなたを愛したから
見つめるほどに 留まるほどに
開けてはいけない扉が開く
触れて
まるで麻薬みたいに私を誘う
こびりついてはなれない匂い
壊れてしまいそうなほどに
偶然会った午前二時の街角
私の声が傷を残せばいいのに
少し肌寒い春の月
いつしか隠れる幾千の星
あの日の思い出の代わりに
私の心を返してよ
欠けた心が流す涙はもうとっくに乾いて消えた
ぽっかり開いたまま
好きになんてなりたくなかった
あなたが幸せになるのなら
今すぐここでくちづけを
偶然会った午前二時の街角
なんでもないように私は笑う
身体を漂うアルコール
空に消えゆく煙草の煙
|
|
|