|
|
|
僕の知った痛み
|
作詞 武藤さやか |
|
君は夕日が指す部屋で
金魚が泳ぐ水槽を眺め
錆びた剃刀を腕に当てる
軽い痛みと共に
溢れ出す鮮血 感情に
精一杯の興味を示す
この流れゆく血が
生きている証拠
唯一の存在証明
そう語る君の眼は
一体何処を見ている?
僕にだって分かるさ
そのくらいの苦しみは
誰もが経験する訳じゃない
だから苦しいんだ
この迷宮から抜け出す
方法なんて 幾らでもある
はず
それを実行するかは
自分次第って知ってるか?
錆びた剃刀を腕に当てる
軽い悲しみと共に
溢れ出すむなしさ 感情に
精一杯の涙を流す
この流れゆく愛が
生きている証拠
唯一の存在証明
僕の知った痛みは
剃刀の痛みだけじゃない
何か真ん中に刺さった
取りたくても取れない
焦燥感 嫌悪感 それも痛みだ
僕の知った痛みは…
君の知った痛みは…
|
|
|