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デッサン
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作詞 しでん |
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曇った冬の窓に 好きな言葉を書いてみる
やがて落ちていく水滴が 自分と重なった
雲が覆った空を キャンバスに見立て
色のない未来を 頭の中描いていた
日記帳は新品のまま 机の中で眠ってる
白いページを いつまでも汚していたい
うすい鉛筆で 落書きするように
いっそ何処かへ ふらふらと旅してみたい
そしてデッサンを描くように生きてこう
時間が許す限り 続けよう
靴ひも結んだら 僕の居場所探してみる
そして浮かびだすイメージは あまりにくだらない
晴れに染まった空が 妙に眩しくて
風もない通りを ひとり ぶらり 歩いていた
どうしてかはわからないけど 靴ひもはすぐに解ける
見知らぬ場所で 訳もなく迷っていたい
臆病な僕が 帰れとわめくけど
もっと遠くへ 今はただ出かけてみたい
今はデッサンを描き続けていよう
何もしないよりはマシだから
ずっとこのまま 時間が過ぎていったら
どれだけ素晴らしいだろう
白いページを いつまでも汚していたい
うすい鉛筆で 落書きするように
いっそ何処かへ ふらふらと旅してみたい
例えデッサンが狂ってしまっても
まだ描き直せるはずだから
明日が待ってくれてるから
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