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渦
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作詞 しでん |
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白い紙が僕をあざ笑っているよ
これは確か 疑人法?
どうしようか もし このまま終わったら
これはね 倒直法?
ペンシル・ロケットにまたがって
砕け散るまで旅したい
そんな気分になるぐらいに
頭のなかが真っ白で
偽物の言葉ばかり 駆け回っている
偽物の言葉ばかり 駆け回っている
鉛筆がなんだかゴミのように見える
これは 北喩表現?
夢だろうか いや そんなはずはないか
これはねえ 対句だろう?
消しゴムをアポロに見立ててさ
月の裏へと隠れたい
そんな空想にふけるほど
頭のなかが真っ白で
偽物の言葉ばかり 駆け回っている
偽物の言葉ばかり 駆け回っている
簡単な間違いを正せずに
やがて ジゴクのベルが鳴る
空の果てまで真っ暗で
カミナリの怒鳴り声が 駆け回っている
カミナリの怒鳴り声が 駆け回っている
ぎゃああ
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