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白い魔物
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作詞 しでん |
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漂白していく妄想のなかで
少しだけ君の面影を重ねている
0×0=のような虚しさに
僕と魔物は今日も枕濡らす
明日の朝 生まれ変われるわけもなく
日付が変わるだけでしかないのに
それでも何かを 毎晩 期待してしまう
それが希望じゃなくてもいい
君が笑ってくれるだけで
白い魔物は歌ってしまうよ 慰めのメロディ
朗読の続く教室のなかで
一人だけ君のことばかり考えてる
友達ですらないのに 馬鹿みたい
僕はきっと幻想を抱いてる
しかし急に君と喋れるわけもなく
それだけで全て解るはずもない
かといって何もしないわけにもいかなくて
どうせ叶わないだろうけど
君になら教えてあげるよ
白い魔物に歌って欲しいな 新しいメロディ
クラスメイトの向こう側へと
一歩だけでも踏みいれなきゃ
僕 きっと生きてる意味がない
それがYESじゃなくてもいい
君と話ができたのなら
白い魔物と歌ってみせよう 旅立ちのメロディ
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