|
|
|
二人野球
|
作詞 しでん |
|
どんな言葉で 着飾っても
あなたはきっと 打ち取れないから
ありのままの ストレートで
伝えてみれば 相手にもされず
振り絞って投げてみたボールは
曖昧な返事っていう ホームランになって
心の闇に吸い込まれた
0−1だけど7回表 まだまだ挽回は出来る筈さ
信じる未来さえも おぼろげだけど
諦めたくはない今日この頃
素振りをして夢に繋ぐよ
二人を離す悪夢とかに 負けない強い想いで
あんな言葉が いいのかなと
人真似しても 意味がないんじゃない?
ありのままの ストレートを
何度も投げるよ しつこいぐらいに
そしたらほら あなただって
一瞬だけど 振り向いてくれた
やっと僕に投げられたボールを
渾身のフルスイングで 弧を描かせるんだ
あなたの耳に届いたかな?
1−1になり8回裏 なんとか守りきってみせなきゃな
絶対勝てるなんて 思わないけど
負けは頭にない今日この頃
眠りつつもあなたを想うよ
マイナスすぎるイメージに うなされるのはどうして?
外野も居なければ 内野もいない
代わりのピッチャーも 代打もいない
たった二人きりのゲームだから
全力で投げるんだ 最後の最後まで
1−1のまま9回裏 一進一退の攻防戦
あなたのサヨナラ勝ち それだけはもう
どうしても避けたい今日この頃
素振りをして明日に繋ぐよ
二人を離す悪夢とかに 負けない強い力で
振りかぶって僕は投げるよ
二人を繋ぐ糸のように まっすぐなこの想いを
|
|
|