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日曜日の理性
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作詞 しでん |
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僕:今にも終わりそうな日曜日
太陽も今日はお休みで
嫌なイメージが付き纏う
雲:私は空を覆う雲である
広がる黒い悪魔が今
ニヤリと笑い こう囁いた
雲:『明日 雨を降らせてみませんか?』
僕:もしも明日雨だったら
やだな そんなのは 考えるだけで憂鬱だ
もういっそ 休んでしまいたい
んなことばかり 頭の真ん中でほら
回り回っているんだ
雲:もしも許されるのならば
雨を! 大雨を! 台風を呼び寄せてみたい
だがしかし それだけはできない
私は彼らの 平穏な月曜日を
守らねばいけないから
僕:午後6時半が訪れる頃
諦めが僕を横切って
無理にイメージを変えていく
雲:これは雲に生まれた宿命か
広がり続ける悪魔たち
堪える私を 嘲り笑う
僕:行こう きっと明日は晴れるから!
僕:天気予報も見ないまま
行こう! 行かなきゃ! 雨なんか絶対降らない!
言い聞かせ 今日はもうおやすみ
根拠はないけど 正しいって信じたい
嫌な予感 振り切ろう
雲:あぁもう どうか許してくれないか
あぁもう 私の色は白くない
もはや我慢できないのだ
僕:目が覚めたら月曜日
寝ぼけ眼で 天気予報を見てみたんだ
雲:黒い悪魔のなすがまま
雨を! 大雨を! 台風を呼び寄せてやる!
朝なんて 消えてしまえばいい
私が彼らの 平穏な月曜日を
滅茶苦茶にしてやるのだ!
僕:……嘘だろ
雲:ふはははははははははは
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