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虹待ち症候群
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作詞 しでん |
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心の中 冷え切った雨が降っていて
そんな時に 君は声かけてくれた
僕はまるで 虹のようだと思った
そんな記憶は 今や砂上の楼閣
乱数字のパスワードみたいな
覚えきれないものを抱きしめて
些細な感情の結末なんて こんなもの
窓の外で 相変わらず降っているアレに
「絶望」なんて名前をつけて笑ってみる
馬鹿みたいだろう
お天道様 お月様 その他 何よりも
その瞬間 君が輝いていたよ
心の中 虹が架かった気がした
そんな言葉は 今や机上の空論
君は今 何処に居るのやらで
部屋のモノに八つ当たりしている
あの日の感情を恋と呼んでは 自己嫌悪
窓の外で 気まぐれに空に架かるモノに
「思い出」という感傷を見て 泣いちゃったよ
馬鹿みたいだろう
君に会えるかもしれない なんて考えて
また僕は 心の中に雨を降らしてる
些細な感情の結末なんて こんなもの
窓の外で 昨日も今日も降っているアレに
「希望」なんて名前をつけて歌ってみても
虹は架からない
だって心は一向に晴れやしないから
そんなもの永遠に架かるわけがないんだ
だけど
それでも
まだ僕は虹を待ってる
あぁ 馬鹿みたいだろう
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