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空を掴んだ
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作詞 しでん |
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知ってるくせに ぼくが駄目だってこと
待ってるんでしょ 下らないあの台詞
哀れむような そんな目で見ないでよ
またひとつ 自信を失ってしまうだろう
その手で君は 何を掴むというの
それがぼくの手であれば 告げることは何もないが
言うべきこと言えぬまま
今日も時間の残酷さを学んでる
鳴り出すベルに 声が震えてしまう
結局ぼくら 「それじゃあ」で終わるのね
誤魔化すような そんな笑顔いらない
歯車は やっぱり噛み合わないままだった
その手とこの手 何が違うというの
むしろぼくの手のほうが ゴツゴツして大きいのに
やるべきことやれぬまま
少し未来の憂鬱に思い馳せて
あぁ うまいこと噛み合えばいいのに
君と僕の 手と手 指と指
引き止める勇気は どこに仕舞ったっけ?……
「棘だらけの青春だから
うかつに触れやしない」 それは言い訳か
「夢を追いかける君の為
そんなことしてはいけない」 ドアは閉ざされて
思わず君の手を追いかけたけど
ぼくの手は
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