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東南の風
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作詞 しでん |
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夕焼けに照らされた
赤壁のような校舎 見上げて
深呼吸しながら 言葉を整理している
キャンプファイアみたいな想いを
無理に抑えながら 君を待ちぼうけ
ひとりじゃ抱えきれない炎を
君に燃え移らせて 完全燃焼したいんだ
だからどうかお願い 諸葛孔明
東南の風を吹かせてよ
待っている間にも
みるみる温度は上がって 黒煙
噴き上げているんだ もうどうしようもなくて
キャンプファイアみたいな想いが
ぼくの身を焦がして 焼け死にそうなの
腕から溢れでてくる炎が
全身に燃え移り 不完全燃焼していく
誰かどうかお願い 冷たい水を
どんどん僕に浴びせてよ
なんだか随分小さくなっちゃった
でもまあ このぐらいで丁度いいのかも
ひとりじゃ守りきれない炎を
君に燃え移らせて 手と手を繋いでみたいんだ
だからどうかお願い 諸葛孔明
東南の風を吹かせてよ
少しあたりを見回して
目を細めれば 小さな君のシルエット
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