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ハルチカラ
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作詞 show人 |
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ストイックさに欠いた自分の道程
振り返れば投げたさじが散らかってた
縦列駐車ばかりうまくなっていく
あまりの無様さを日記に書きなぐった
そんな時でも、支えてくれる人が
「お前じゃなきゃ、だめなんだ」
そのことを思い出した時、草色の追い風が走る
その風に乗った蒲公英の種は
どこへ行くか知らないまま
それでも飛び続けている
いつか居場所を見つけるのだろう
マンネリ化に襲われた祝日の午後
机上に散らかった憂鬱の破片
とても片付ける気分にはなれなくて
布団の中、明日を呼ぶ呪文を唱える
どうしようもなくて、散歩に出てみた
追い風が向かうその先に
アスファルトからけなげに花を咲かせた一輪の蒲公英
その淡く黄色い春の結晶を
摘んで再び歩き出す
オレンジ色した夕日まで
ひたすらに走れるような気がした
さぁ、今咲かせ 僕の花
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