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MERMAID
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作詞 ゆず |
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もう見えない彼方の背中を追いかけて
茜色の道涙こらえ走ったあの時
「恋してはいけない人」とわかっていたけど
あの気持ち抑えきれなくて―
偶然 海で彼方を見かけた
向日葵のような笑顔を振りまいていて
叶わぬ恋と知りながら
目に焼きついた笑顔が忘れられなくて
あなたに会いたい一心で
悪魔に大切なものを売り渡した
もう見えない彼方の背中を追いかけて
「もう一度会いたい」気持ちを胸に走ったあの時
気持ちを伝える方法はもう持ってはいないけど
この気持ち抑えられなくて―
偶然 町で彼方を見かけた
彼方の横にはドレス姿の綺麗な人
幸せそうな彼方を見て
雫がそっと頬を伝う
彼方に会いたい一心で
ここまで走ってきたのに
いっそのこと 彼方の背中に剣(つるぎ)を刺して
彼方と二人 共に海の泡になれたら
なんて思ってみたけど
幸せそうな彼方にそんな事は出来なくて―
海の奥深くに美しきMERMAIDが眠っているという
恋しき人の夢でも見ているかのように微笑みながら―
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