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BLUE
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作詞 トンチキ |
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静かに目を閉じて君の姿を浮かべる
どんな時でも側に居てくれたのに
心の片隅にわだかまりだけ残して
今はもう思いすら届かない
幼い頃は分かったようなフリして
恋の歌を鼻で笑っていたけど
君の声だけが胸の奥で響いて
見上げた空に泣き顔が映って
あの時「好き」と素直に言えなくて
変わってないのは この心だけ
穏やかな日差しに幻が重なり合い
気が付けばまた思い出していたみたい
掌に重ねた温もりだけ残して
今はもう涙さえ出ないから
恋しくなれば会いに行こうだなんて
軽い気持ちで君を見送ったけど
朝の光にこの手をかざしてみる
風の冷たさが頬を撫ぜるから
あの日の君に別れを告げていなくて
育ってないのは この想いだけ
芽生えてないのは 僕の想いだけ
一人の日々が季節を染めてゆく
君の声だけが胸の奥で響いて
見上げた色が瞳に染みるから
あの時「好き」と素直に言えなくて
少しだけ振り返って また歩き出す
空の色を知って 一人で歩き出す
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