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揺り篭の中
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作詞 トンチキ |
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いつか流した雫が 思い出したように心を伝う
いつも誰かの為に そう言い聞かせながら生きてた
自分に嘘を吐いていることも嘘だと分かったような気がして
一人で強がっていたのかもしれない
結局いつものことのように
ここから抜け出せないことを自然だと思い続ける
それでも私が素直になれないのは
いつも優しい笑みを浮かべた貴方が
たまに悲しい顔を見せることを
知っているから 理解しているから
日差しの当たる揺り篭の中で
「永遠」ってなんだろう?
そう感じていたことが
まるで夢のように 昨日の事のように 浮かぶ
いつか流した雫が 思い出したように心を伝う
いつも誰かの為に そう言い聞かせながら生きてた
自分に嘘を吐いていることも嘘だと騙していた私は
嘘と本当の境目が分からない
それでもいつものことのように
苦しみが当たり前なんだと誤魔化し続ける
それでも私が素直になれないのは
いつもニヒルな顔でいる貴方が
簡単な勝負事で子供のように
拗ねたりするから 微笑ましいから
それでも私が貴方を想うのは
こんなにも不器用な私の心を
柔らかな温もりをもった抱擁で
愛してくれるから それが好きだから
いつかの揺り篭は
永遠じゃなくて貴方を欲しがった
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