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矛盾した友情と諦めた恋と私。
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| 作詞 花水貴 |
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結局、諦めてなかったんでしょ？
まだ好きなんでしょ？
あの日の言葉は嘘だったんでしょ？
アレはまだ夏が始まる少し前。
貴方が誰も居ない教室で私に
「ずっと好きだったんだ。」
なんて震えた声で言うもんだから
私は涙が出る程嬉しくて
こんなに人を想う事が出来るんだって
初めて知った。
貴方はクラスの人気者で
人望が厚くて、私なんかと付き合えば
私は勿論、貴方だって酷い事を言われるのよ？
「其れでも良いの？」断ってくれれば良かったのに
「良いよ」
なんて言うもんだから知らないうちに
涙が私の頬を伝った。
大好きな貴方と過ごす日々は楽しかったけど
やっぱり裏で噂されるのは嫌だった。
それでも何とか耐えていけるような気がしてた
貴女がその噂を流していると知るまでは。
親友だと思ってただけどそれは私の独りよがりだったみたい。
知って居たよ、貴女が彼を好きな事
貴女の「私はもう諦めたの」って台詞に
私は雷に打たれたような気がした。
あんなに好きと言っていた人を
簡単に諦められるのですか？
結局、諦めてなかったんでしょ？
まだ好きなんでしょ？
あの日の言葉は嘘だったんでしょ？
私は貴女にサヨナラを告げて
大好きな彼にもサヨナラを告げて
もう誰にも咎められる事の無い恋をしようと
遠い所へ旅立ちます
決して貴女の所為じゃないわ
私が勝手に私の恋を終わらせて
私が勝手に私の友情を終わらせて
私が勝手に旅立つのだから。
どうか私が付けた彼の心の傷を
貴女が拭い去ってあげて。
どうか私が付けた彼女の心の傷を
貴方が拭い去ってあげて。
私には到底出来ないから。
だからどうか２人で幸せになって。
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