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@アタシとイヤホンとキミ
作詞 花水貴
放課後、誰も居ない教室。
静かなその空間にアタシとキミのフタリだけ。

補修用の紙切れに走る
ペンの音だけだと虚しくて

考え付いたのは
気を紛らわせるもの

さてカバンの中から取り出したるは
あってはいけない筈の音楽プレイヤー…

唖然とした表情のキミ
ヘラーっと笑ってみせると

「一個貸して」の声
何の迷いもなく渡すとニッと笑って装着。

あぁ、聞きたいんだ。
と悟り、電源をポチっとな。

イヤホンから流れる旋律は
ヒトリで聴く時よりずっと心地よくて

このまま時間が止まれば良いのにな、
なんてベタな事を思う。


帰り際にキミが渡してくれたMD
「俺の好きな曲っ」なんて言ってたな…

きっと今日からはこのイヤホンから流れてくる
この曲がアタシのお気に入りになるんだろう。

キミが触れただけなのに、
凄く特別なモノに思えるコレ。

きっとアタシが恋にかかってる理由と同じ。
今日からアタシの宝物。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル @アタシとイヤホンとキミ
公開日 2008/04/29
ジャンル その他
カテゴリ 片思い
コメント あー…恥ずかしいったらありゃしない。。。
好きな人が触ったものが宝物になるのは、「きゃあ!芸能人と握手しちゃった!!もう一生手ぇ洗わない!!」ッて言う心理と似てると思います。。。
花水貴さんの情報













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