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君色
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作詞 カッキー |
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どしゃぶりの雨の中、傘もささずに佇む
溢れ出る涙を気づかれないように
振り返ることもなく、離れてゆく君
その背中を見つめながら、思い返す
あの頃の二人には想像もできなかったね
恋の終わる時が…
二人のデートの始まりは決まって同じセリフ
『遅れてごめんね』『ううん、大丈夫』
遅れて足早に駆けてくる君の姿が
とても、好きだったんだ
満天の星に照らされ、瞳を閉じて佇む
想いが伝わるように願いをこめて
離れてしまった二人のココロ
瞼の裏に映る君の笑顔を想う
あの頃の僕は気づきもしなかったね
すれ違う愛に…
照れくさくて手を繋げなかった夏祭り
『来年もこようね』と交わした約束
浴衣姿の君がとても眩しくて、
見惚れてしまったんだ
舞い落ちる雪の中、手のひらを広げ佇む
薄れて消えゆく記憶を留めるかのように
隣りにいたハズの君の温もり
その面影を抱きしめ、想いをはせる
あの頃の二人は、もうどこにもいないね
目まぐるしく変わる季節の中で君を想う
届く事のない声が体を駆け巡る
君のいない世界は色褪せて見えるよ
こんなにも、大切だったんだね
君という色が…
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