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きみはフェンス越しで
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作詞 R☆I☆E |
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手からはなれてゆくボールを
相手にされない自分にたとえてみたりして
私しか憶えていない思い出を
一人で大切にあたためてみたりもして
君とおんなじときに生まれたかったって
君の恋愛対象になりたかったって
出遅れた一年間をうらんでみたり
たったひとつの歳の差が二人を
センパイとコウハイにして
たったひとつの歳の差が二人を
高校生と中学生にした
いつも内緒でながめていた
君のユニフォームのうしろ姿
出会っても気づけなかった
君の見慣れない制服姿
思い浮かぶのは君の事
ここからはなれてゆく君に
おめでとうって言ってうつむいてみたりして
おんなじ高校行きたいって
少しだけテストとかがんばってみたりもして
君と同じだけときを刻みたかったって
君と同じ目線になりたかったって
すれ違いの一年間をうらんでみたり
たったひとつの歳の差が二人の
時間を微妙にずらして
たったひとつの歳の差が二人の
共通点をへらしていった
いつもホントは見つめていた
夕焼け色のフェンスの向こう
出会っても声かけれなかった
君の見たことないような笑顔
切なくなるのは君の声
悲しくなるのはこの気持ち
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