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忘れ路
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作詞 NAOKI(高直蓙) |
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失った宝物をまたひとつ探して歩く
忘れた心を遠き自分に訊ねた
訊ねた自分は正しかったか
振り返る私をあなたは許すの
決して戻らないと誓ったあの日を
ただ、今は責めるよりも何かを伝えたくて
ほんの小さな夢を胸に歩き始めた
その思いを歌に込めてあの部屋を出た
流されながら花が開いて
立ち止まる事も許されなくなって
自分の姿も見えなくなって
気付けば唯一人夜空を見上げていた
何故忘れる路を選んだ
何故私は振り返った
幾瀬の思いを見つめて
夜空にまた月が浮かぶ
向い合ったあなたは私に語り掛けた
志半ばの業を私に託して
あの日果せなかった約束を
歳月を超えてこの手で成し遂げる
もう何も迷う事は要らなくなって
ただ、ひたすらに目の前の路を信じて進む
何処へ行く訳でも無く
何かに変わる訳でも無く
ただ自分の信じた路を
またひとつ形にしてゆく
幾瀬の希望を抱いて
大空にまた陽が昇る
幾瀬の思いを見つめて
夜空にまた月が浮かぶ
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