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妖怪「豆腐小僧」
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作詞 NAOKI(高直蓙) |
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小雨降る 暮六つ 逢魔刻
虚無に似た 笑い声が聞こゆる
笠被り 童の手には 丸い盆
紅手形の化身を載せて
”どうして生まれた我が身”と 己が存在の答えを求めて
化身は我が身と一心なり
豆腐の形を持った手前の証
童が笑えば 豆腐も笑う
豆腐が消ゆれば 童も消ゆる
手前が手前で在る為に 化身の形の理由を求めて
化身は我が身と一心なり
豆腐の形を持った命の証
童が笑えば 豆腐も笑う
豆腐が消ゆれば 童も消ゆる
小僧が揺られば 豆腐も揺れる
豆腐が生くれば 小僧も生くる
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