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僕。
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作詞 鈴藍 |
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壊れかけの古い時計に 想いをはせる君の横顔
時空の扉の大きな鉄の鍵 ずっと外せずにいる
白と赤の美しい薔薇が 僕にトゲを刺し
永遠の眠りにつかせるべく 舞い降りた使者たち
君のその唇が 僕を惑わせる
きっと楽になるでしょう こんなもの
所詮は僕の作りかけ 失敗作なのだから・・・
真っ黒に塗られた長い爪に 惹かれる香水の香り
うつ伏せになったままのテディベアと 君の心
君の部屋の隅にある時計の針は 正午をさす
低い音で鐘が鳴り響き またたくまに連れ去る
君のその視線が 僕を惹きつける
きっと全て悟るでしょう こんなもの
この現況は僕の鏡 未来が濁っている・・・
大嫌いな僕の 大好きな僕は
いずこへ?
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