|
|
|
膿、傷
|
作詞 yoki |
|
今すごく、綺麗な思い出ばかりが頭をよぎるの
あんなに憎んでいたのに
不思議で仕方が無い
離れるとすぐに思い出す
苦しい程、好きだということ
今までもそうだった
あなたに嫌われてしまった方が楽なんだろうと思ってた
そうしたら離れられるんだ
最初に告白した夜
わたし泣きながらあなたにお願いしたの、憶えてる?
「わたしを、振って」
あなたは、出来ないと言った
好きだから、できないと……
ねぇ、本当は最期の賭けだったの
あなたへの謝罪は。
あなたには、あなたたちには最大の迷惑でしかない事
選ばれることは無いと思ってた
気付いてた
知ってた
分かってた
でも、それでも、
壊れたわたしを抱きしめて助けてくれるだろうか、と…
あなたは、もう何度もわたしを裏切ってた
あなたのこと、信じてなかった
だから、…夢を見てた
こんなにもわたしを長い時間苦しめるのは、あなたが初めてだよ
こんなにも長い期間、わたしを好きだと言ってくれたのは、
あなたが初めてだったよ
早く帰りたがるあなたが悲しかった
きっと、家でやすらげるようになったのね
わたしは必要じゃなくなったのね
呼吸の仕方も忘れてしまいそうだよ
あなたの傍でできたいくつもの傷が
血を溢れさせて、膿を孕んで
立っていることもできない…どうして、あなたを思ってしまうの
卑怯な人
あなたが憎くて憎くて…
それ以上に愛してる
愛してる
|
|
|