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Oslo
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作詞 正和 |
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あぁ あぁ 五月雨 あなたに会わずに帰ります
あぁ あぁ 心濡らす この雨上がれば帰ります
それから雨模様眺めていた 冷めた珈琲が 少し余る
ねじれた煙草は灰皿で くすぶっていたけれど もう消えた
残ったトースト その向こう側 TVで誰かがずっと せせら笑う
バックの中身?など 知りたくはないし 余計なお世話も ウェイター
雨足は どんどん強くなり 扉の鈴も 鳴いている
あなたの部屋は ここからすぐそば 保護してた メールの履歴を 解く
ここでは時間が 止まっていて 絵文字のあなたが 笑い続けている
傘がない事に 今 気付く 全件削除で 折り畳む
あぁ あぁ 五月雨 あなたに会わずに帰ります
あぁ あぁ 心濡らす この雨上がれば帰ります
まるで興味もない背表紙を めくる 巻きつけた毛先 爪で切れる
仕方なしに頼んだ この二杯目 心模様のように 揺らぐ
手をつけなければ 冷めていくだけ
あなた と 私 の ように
私 見透かしたような 色つきの 空から 訪れた早鐘
明りとりに知らせてほしい 出て行く きっかけを
あぁ あぁ 五月晴れ いつかのあなたと私がいる
あぁ あぁ よみがえる 晴れ間に駆け出す二人がいた
あぁ あぁ 五月雨 このまま会わずに帰ります
あぁ あぁ 辛くあたる この雨上がれば帰ります
あぁ あぁ 五月雨 あなたに会わずに帰ります
fuu... 心濡らす この雨上がれば帰ります
水が 輪になって 重なって そして 消えた
あれは 秋 この道で
それから 雨模様 眺めていた......
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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